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へうげもの 8服 (8) (モーニングKC)

へうげもの 8服 (8) (モーニングKC)
へうげもの 8服 (8) (モーニングKC)
山田 芳裕
定価: ¥ 560
販売価格: ¥ 560
人気ランキング:
おすすめ度:
発売日: 2009-02-23
発売元: 講談社
発送可能時期: 在庫あり。

刻々と近づく利休の死、脈々と継がれる明智の遺産―
大人気の茶人大名マンガの最新刊


利休の切腹に向けて着々と話が進むなかで

これまで綿密に張り巡らされた伏線が

利休切腹に向け、収束しつつあります。


とりわけ、明智光秀の時世の句(←実は芭蕉の俳句)が

決定的な意味合いを持つシーンでは、

筆者の構想力に驚かされるばかり。


また、家康が光秀を語るシーンでは

しつこいほどに光秀からもらった足袋の模様が登場。

今後、物語が進む中で

このテーマがどう展開するのか

あいかわらず目が離せません。



さらに今巻では

異彩を放つ新キャラが登場!!

秀吉後の時代を大きく動かした彼らが、

織部らとのかかわりの中で、どう動くのかも要注目です



もちろん、

このマンガではおなじみの

史実を巧みにアレンジした大ボラ話は

今回も健在☆☆


読み返すたびに新たな発見のある―

言うことなしの1冊です☆



ただ、スピード感が少し減じているように感じました。

これは、ものすごくうがった見方をすれば

連載での利休切腹を

実際の切腹の日(2月28日)に近づけるため

―とも思えるのですが

これは、気のせいかもしれません☆

伊達祭りはダテじゃない
カバー表紙が銀色である。
数奇とは真逆の色。なぜここにきてこのような色を表紙に選んだのか。

秀吉が好む色は金色。
千利休は黒色。

そのどちらでもない、光り輝く色がシルバーである。

さらに気難しい顔をした秀吉と、能天気な変顔の古田織部。


これが、今巻の内容を表している。
黒=わびさびの時代は一度終わり
金=秀吉の次=銀(金の次は銀)の時代がやってくる。

つまりは、時代の移り変わりが始まるという事だろうか。
この作者のやることには全て意味があるような気がして
ついつい深読みしてしまう。

千利休は己の業の深さで自分を見失い
結局は、形を変えた秀吉と同じ人間になってしまった。

それゆえ、弟子を切り離す。

若い力が動きだす。
家康の欲情→性交 もまた若き力の象徴か?

伊達祭りというか伊達ショーが
暗くなりっぱなしの今巻の中で輝いているシーンだが
それが、わびさびの時代が一時の終焉を迎える幕開けのようだ。

秀吉の没落とともに織部がどう生きざまを見せてくれるのか次巻が待ち遠しい。

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